テキストマイニングを通した教育実習前後の大学生の意識変容 : A大学を事例として
福田博人、坂口武典、大月一泰、平賀徹
本稿の目的は,教職免許状取得を目指す A 大学における学生の教育実習前と教育実 習後の自由記述をテキストマイニングによ って,学生の教職に対する意識の変容の記 述である。自由記述中の名詞と動詞に着目 し,出現頻度ならびに共起ネットワークを 比較することで,教育実習前後における学 生の変容が,次のように捉えられた:名詞 「生徒」の増加,動詞「感じる」と動詞「学 ぶ」の増加,動詞「知る」の出現,出現頻度 の多い名詞「授業」と名詞「生徒」の Subgraph への内包,動詞「思う」の Subgraph からの脱却,など。
岡山理科大学教育実践研究
岡山理科大学
第8号
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