探究を指導できる教員の養成には何が必要か?ー教職履修学生及び現職教員への予備調査から見えたものー
高橋信幸、坂口武典、福田博人
日本科学教育学会 2024年度第2回研究会(若手活性化委員会開催)
大阪教育大学
初等・中等教育では,各教科の学びを基盤としつつ,様々な情報を活用しながらそれらを統合し,課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結びつけていく資質・能力の育成が目指され,探究的な学びの充実が求められている.本研究では,大学教職課程に学ぶ学生並びに現職教員を対象として「探究を指導できる教員の養成」アンケートを実施し,その結果を分析した.探究の指導に不安を抱いている割合は約7割で,解決策として実践事例から学ぶ割合を増やすことなどが有効と考察できた.