本研究で開発する技術は,従来の建築物外壁点検法に比べて,次のような高い優位性がある。(1)自律飛行による壁面点検を行うことで熟練操縦者が不要となり,点検時間の短縮およびコスト削減が見込まれる。(2)高安全性:各種センサにより建築物の突起部,形状変化等を感知・回避し,ヒューマンエラーによる事故防止ができる。 (3)高効率化:自律飛行による壁面点検を行うことにより熟練操縦者が不要となるだけではなく一定の速度飛行のため点検時間の大きな短縮が見込まれる。本研究開発において,国産ドローンを用いることが大きな特徴であって,建築分野へ寄与することだけではなく,国内のドローン製造者の技術レベル向上および新しいビジネス・製品サービスへの貢献が期待できると考えている。