市民的資質・能力を育成する防災教育の在り方－小学校第6学年社会科単元「水害から考える地域の防災」の設計を通して

紙田　路子

本研究では，防災に関わる政治的判断を所与のものとして受け入れ，それを実現する資質・能力を育成するのではなく，その判断自体を相対化し，より公正に適う政策を構築していくことが，民主主義社会における市民的資質・能力の育成にとって重要であるという考えに立ち，防災教育のあり方を提案した．

社会系教科教育学研究

社会系教科教育学会

第33号

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10

0917 0049